予防線

　　　ああ　まただと
　　　何度気付かされたことだろう

　　　どんな事が起こってもいいように
　　　心に予防線を張っている

　　　傷つかないように
　　　悲しまないように
　　　初めから心に蓋をする

　　　喜びたいのに　どこか冷めている
　　　私を見つめる　もうひとりの私がいる

　　　冷静なわけじゃなくて
　　　傷つくのが怖いだけ
　　　そんなことに慣れてしまっているのは
　　　哀しいことなのかもしれない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poem　2009/11/16




ここ数日間の移籍騒動
最初に移籍が確定的という記事が掲載されて
みんなが移籍しないでと騒ぐ中
同じようにやっぱり驚きショックを受けながらも　
それでも　これは事実なのだろうか
もしかしたら天皇杯直前にチームがバラバラになるようにと
誰かが仕組んだ事なのかもしれない
確定的って書いてあるけど　確定したわけじゃないし
なんて　心の中でどこか疑い
翌日に残留の記事が載れば
みんながよかった　ありがとう一色の中で
やっぱり少しほっとしながらも
それでもこの記事だって　すべて信用しちゃいけないと
心の中で言い聞かせている
結局はどっちも本当には信じてはいないんだ

さっきマイサポさんの日記にコメントしていて
やっぱりそうなんだと気付かされた
今回のことだけじゃくて　私にはそういうところがある
きっと他人からみたら　冷静な人に見えるんだろうけど
私自身はそうは思っていない
どんな結果になっても大丈夫なように
どこか構えてしまっている
心に常に予防線を張っている
そういう事なんだろうと思う

素直に喜怒哀楽を表現できる人に
時には羨ましさを感じることもあるけれど
私はそうはなれないのだろうとわかっている
けれど　無理することもない
私は私でいいんじゃないかなと　そうも思っている

こんな私でも　私は私のことが好きだったりする
自分のことを自分自身で認めている
そうすることで　少しは楽に生きられているかなぁ

タグ：poem　詩 アルビ　サッカー

コメント 6

こんばんは。

「自分らしさ」を表現できることが

もしかしたら「自分を愛する」ことに

繋がってゆくのかもしれません。

「これでいいのかな」と自問自答する

精神的余裕のない自分に対して

言いようのない感情でいます。


by そら (2009-11-18 16:22) 

あたしも、そんなところがあるよ。喜怒哀楽が激しいようでいて、意外とねｗ
でもネットの記事に対してそう思うのと、本気で向き合ってる相手に対してそう思ってしまうのでは大分違うんじゃないかな。
あたしは、そういう自分を変えようとしてるところでね。
ずっと、そういう自分が好きだった。好きだと思ってきた。
けど・・・以前の自分とは全く違う自分になってしまってもいいやって思ってる。

どんなに変わっても、
やっぱりあたしだと思うし。


by みぃちゅけ (2009-11-19 11:35) 

チームは、まだ揺れてるのかな？
でも、シーズン中は集中するのが、プロだよね。
サポーターも同じだよね。
by りょうじ (2009-11-22 12:32) 

そらさん
自分自身を認めるって　簡単なようでいて難しいことですね
単に許してしまうのではなく　認めることができたらいいなと思っています
そして　私は少しは自分の事を認められているのかなって
そんな風に思っているのですが　本当のところどうなんでしょうね

精神的余裕　必要ですよね
でもそれが必要な時ほど　そんなゆとりがない時だったりするんですよね

by スノー (2009-11-30 11:13) 

みいちゅけ
本当にそう　記事に対してと相手に対してじゃ全然違う
ずっと待っていて　これからも待つつもりでいたけど
本当は心のどこかでもう諦めてしまっているのかもしれない
それは私自身認めたくないことなんだけどね

私はきっと変わることは出来ないと思う
それは私自身がそれを望んでいないからかな
私自身がそのままでいたいと思っているからかもしれないね
by スノー (2009-11-30 11:21) 

りょうじさん
選手達は色々な想いを抱えながらも　
当然今は割り切っていると思います

どちらかと言えば　サポーターの方が
内心揺れ続けでいるんじゃないかな
今はまだリーグ戦も天皇杯も残っているので
あまり表には現していないけれど
何とか残り数試合　一丸となって戦おうとしています
by スノー (2009-11-30 11:35)